パソコンによる業務ソフト開発で最初に取り上げるのが伝票入力です。伝票は最も一般的なビジネス・オブジェクトでしょう。受注伝票、会計伝票、日々の商取引で発生するデータを業務システムに取り込む最初のオブジェクトです。
伝票入力で発生するデータは、伝票テーブルに保管されます。受注入力の場合はテーブルは受注見出と受注明細から構成されます。どこの 取引先からの受注かの情報が見出に、個々の受注商品の情報が明細に保管されます。業務上、テーブルの個々の情報はフォームに配置された部品に入力されます。見出情報は、フォームに、明細情報は、フォームに配置された伝票明細枠内に配置された項目から得られます。
このブログではLibreOfficeというオフィス代替ソフトでBaseというデータベースソフトを使ってで実際にシステムを作っていきます。
この伝票オブジェクトがマスターできれば、他の業務への応用も容易になるでしょう。
次回からは実際にLibreOfficeBaseを使って開発を進めていきます。
(済)
