私は現役時代、業務システムの開発に携わってきました。大学を卒業してアイビーエムという外資の会社に途中入社しました。クリーンな体質で、仕入れ先に賄賂を要求する社員は居ません。私は顧客から多分菓子折り（無茶苦茶高価ではなかったと思います。開封もしませんでした）を頂き上司に報告しました。それは事務処理部門からなんかの施設に寄付されました。「ホンマに持ってきたのはお前が初めてや～」と上司は迷惑そうにのたまいましたが、結構楽しそうでした。多分、部下としては私のような人間が扱い易かったのでしょう・・・何とか重工業というような会社に高価なコンピュータをレンタルで使って貰ってましたが賄賂を要求されることもありませんでした・・・と希望します。これは伝え聞いた話ですが建て前ではなく不公平な取引は原則、お断りします。それでも受注競争には３割の確率で勝ちますので競合メーカのＳＥにいじめられることもありました。ちょっと長くなりましたが、私はそれが会社と思ってましたので会社を誇りに思うということもありませんでした。が、他社の技術者は上司の醜い行為を見ていましたので、うらやましがられることはありました。
読者の皆さん（男女とも）は、漏れ聞こえてくる中国やロシアの為政者のことに思いを馳せて頂けたらと思います。世界が平和になるかどうかはこのレベルで決まるとおもいます。残念なことですが、ウクライナでも注意を払うことが必要かも知れません。話の流れで、変な方向に話が進みました。すみません。
さて対応した仕事を簡素化して話しましょう。大きなシステムですので全てをやったわけではありませんが話をミエル化するレベルで話します。こんなシステムがあることを知ったのは、飲んだとき、娘に愚痴られたからだったと記憶します。洋服メーカに勤めており、デパートに出店したアンテナショップに出向させられました。直営店の業務も知ってました。アンテナショップにはデパートのシステムが導入されます。売り上げはそのシステムに入力されます。売り上げはデパートに報告され、店舗賃貸料の請求に使われます。
仕方ないので自社のためには閉店後に自社のシステムで売り上げを入力をします。これはまず腹が立ちます。二重入力ですので入力ミスはともかく入力行為そのものへの不満が爆発します。注意しろと叱責しては逆効果です。欠陥システムです。で、どうするかというとデパートと交渉し入力した情報をテナントにネット経由で流してもらいます。その店舗だけか、デパートに入居した全店舗にやるかはデパート経営者のケツの穴の大きさによります。が、普通は「テナント管理システム」でしょう・・・システム的に重要なキーワードは「必要十分条件」です。数学用語で意味は理屈っぽいですが
「おなじものを重複導入するな」←ですが、これも言い尽くせていないような・・・
です。体質の古い組織には人的に未熟な経営者が居ました。蜂に一突きされた人でしたっけ・・・周囲の取り巻き連中は自分なりの誇りをもって不条理に立ち向かって欲しいものです。ロシア問題も構造は同じですので、同じように平和化に役立つかも知れません。チョット調子に乗って言い過ぎてしまったようナ～^-^;
(済)
