kumorijunのブログ

生きすぎてしまった人生の帳尻合わせですか

伝票会計のプログラムを作る(8) おじんEulerHepjeanの余生の過ごし方その032-会計-20240508-0500

  ここから振替伝票入力フォームを設計していきます。まずは連結フォームの RecordSource に使われるクエリを説明します。

 

 
このFormのProperties「Form」も併せて表示してあります。RecordSourceに「qry仕訳見出Sel年月」が設定されています。このFormの連結先のクエリです。ではその「qry仕訳見出Sel年月」の設計画面を示しましょう。

 


これはクエリの設計画面ですが「仕訳No」「仕訳日」「部門C」「見出摘要」は「tbl仕訳見出」での設定項目です。テーブルの主キーは「仕訳No」です。唯一「会計年月」という項目をクエリをして追加しました。『会計年月:Format(「仕訳日」,"yyyymm")』意味は「仕訳日」の年月部分を「会計年月」という名前で切り出すという意味です。例えば仕訳日が 20240508 だとすると会計年月は 202405 となります。表示される伝票を絞るのに利用されます。


次はサブフォームの設計画面をお見せしましょう。


 メインの振替伝票フォームの下半分に埋め込まれたサブフォームの実態が「frm仕訳明細」です。ここに登録される明細情報は「仕訳No」というキー項目で親情報と関連付けられます。このフォームのレコードソースは「qry仕訳明細」というクエリをRecordSourceに持つ「frm仕訳明細」そのものです。これはFormFutterを利用したいからです。


 
これも「仕訳No」「行No」「貸借区分」「科目C」「仕訳額」「行摘要」はtbl仕訳明細の項目、「仕訳No」「行No」が主キーに設定されています。「貸借区分」の貸借によって「仕訳額」と「借方」または「貸方」に転記しています。


これら追加項目はクエリで作るのがプロです。テーブルで作成すると【正規化】に違反し後日、不具合が発生する原因になります。


次回は「振替伝票」のフォームにつき説明いたします。
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♡♥♥♥♥♥♥♥♥♥♡♥♥♥♥♥♥♥♥♥♡♥♥♥♥♥♥♥♥♥♡♥♥♥♥♥♥♥♥♥♡♥♥♥♥♥♥♥♥♥♡♥♥♥♥♥♥♥
著作者情報・・・というほどではありませんが・・・
芸名 Euler HepJean 理学修士技術士
現況 75歳。高齢者施設で車椅子暮らし。孫と外食散歩したく自主筋トレ中…
   あァ若いころはSEとしてIBMに勤務してました。
メール fukjun13@gmail.com
(済)