kumorijunのブログ

生きすぎてしまった人生の帳尻合わせですか

伝票会計のプログラムを作る(4) おじんEulerHepjeanの余生の過ごし方その029-会計-20240504-1200

 

 資産、負債、資本、利益、損失を簿記の五要素と言いますが損得を把握するには範囲が大きすぎます。そこで勘定科目を設け、現金、預金、商品代金等の計算単位とします。また損得に係わる取引を勘定科目で記録することを仕訳と言います。「Think on the end before you begin(始める前に終わりについて考えよ)」という諺があります。

損益計算書から純損益を計算して資本に加算し、同時に損益計算書をゼロクリアするというのが決算というもののSEの見解です。なんか経理本って読み進むうちに転記ミスの予防策に終始し、なにやってんねんモードになります。あるべきデータ構造をしっかり押さえておけばホントに経理って物理よりも理路整然としています。


この仕訳ですが「現金の増加を借方に記入する」というのが「交通ルール」です。借方・貸方というのは法人としての企業に財貨を株主が「貸す」というのがそもそもの意味だそうです。

前回の伝票会計の説明で、取引を伝票または仕訳帳に起票し総勘定元帳に転記するとの説明がありましたが、これら一連の流れを例で示します。そこで、前々回に使った取引例を勘定科目を使用して表現してみましょう。

 
これを会計処理の入力データとします。
次回以降は、プログラム作業のためにはどんなことをするかも交え説明ましょう。
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♡♥♥♥♥♥♥♥♥♥♡♥♥♥♥♥♥♥♥♥♡♥♥♥♥♥♥♥♥♥♡♥♥♥♥♥♥♥♥♥♡♥♥♥♥♥♥♥著作者情報・・・というほどではありませんが・・・
芸名 Euler HepJean 理学修士技術士
現況 75歳。高齢者施設で車椅子暮らし。孫と外食散歩したく自主筋トレ中…
   あァ若いころはSEとしてIBMに勤務してました。
メール fukjun13@gmail.com
(済)